口臭を防ぐ方法

特に、人と接する職業や、人と会うことの多いライフスタイルである場合、口臭や歯の黄ばみといったところは気になる方も多いでしょう。
口臭とは、自分自身や周囲の方に不快に感じさせてしまう呼気の臭いのことです。
直前に取った食べ物が原因の場合や、虫歯や歯周病など、口腔内の疾患が原因となる場合、加齢によるもの、生理的なものなど、その原因と考えられるものは数多くあります。
およそ8割の方が、自分に口臭があるという自覚があるといわれています。
中には、そんなに気になるほどではないのに、自身が気にしてしまう心理的な口臭もあるそうです。
臭いの強さは、唾液の量との関係が大きく、唾液の分泌が活発だと臭いが抑えられ、唾液の量が減ると臭いが強くなってしまいます。
一方、歯の黄ばみの原因として、色素の強い食物を摂取することで歯の表面に着色するのです。
また、歯の最表面の半透明であるエナメル質を通して、その下の象牙質の色が加齢により黄色味が濃くなる場合や、エナメル質自体が薄くなり、象牙質の色がより強く表れるためと考えられています。
口臭が強い、また、歯が黄ばんでいる人に対する一般的な印象として「衛生的でない」「老けて見える」「仕事ができないイメージ」など、マイナスな印象がとても強いです。
新型コロナウィルスの猛威が治まりつつある昨今、マスク生活から解放されることで、改めて口腔ケアについて再確認しておく必要があるのかもしれません。